足元の株価水準を指標面で見ると、12年3月期ベースの連結予想PERは7~8倍近辺(ただし固定資産売却益計上で純利益がイレギュラーのため参考にならない)、11年2月期ベースの実績PBRは3倍台の水準である,RMT ドラゴナ
ファンダメンタルズ面や指標面では買いづらい水準であり、短期的な過熱感にも注意が必要だが、動意づけば出来高を伴って急騰する傾向も強いだけに、需給面が支援材料だろう
12年2月期の百貨店事業の月次売上動向で、既存店の売上高伸び率(前年同月比)を見ると、銀座本店(銀座店と浅草店の合計)ベースで、11年3月が31.6%減少、4月が15.5%減少、5月が12.9%減少、6月が6.4%減少、7月が8.6%減少、8月が12.4%減少、9月が5.6%減少、10月が3.3%減少、11月が3.4%減少、12月が1.5%増加、12年1月が3.4%減少となった
12年2月は速報値ベースで1.0%増加となった
その後は反発力が鈍く、大勢として400円近辺~500円近辺でのボックス展開だった
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11年秋以降には450円近辺の小幅レンジでのモミ合い展開となったが、2月に入るとモミ合いから上放れて、ボックスレンジ上限の500円近辺も突破した
また需給面では信用倍率が0.1倍と大幅売り長の水準である
純利益については、特別利益に固定資産売却益43億円を計上していることが寄与する
浅草店は東京スカイツリー効果も寄与している模様だ
株価の動きを見ると、11年1月の昨年来高値759円から、11年3月の東日本大震災後の昨年来安値352円まで下落した
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